映画「国民の選択」

  12時15分、渋谷アップリンクで映画「国民の選択」(監督=宮本正樹)を見る。最終日だった。
 上映前にみょんふぁとバッタリ。「私、この映画に出てるんです」とみょんふぁ。
 ほぼ満席。
 物語は近未来の日本を舞台にしたもので、原子力発電の存続を問う国民投票が国会で発議され、その投票日が近付いているという設定。
 とある原発立地点に居住する家族たちが原発の是非に向き合っていく。
 保守党の町議会議員である高橋明(妹尾青洸)は、家族を集めて原発賛成に投票するように指示をする。
 しかし、妻(みょんふぁ)や娘(松永有紗)は反発する。原発警備員として働いている息子の敦(水石亜飛夢)は、生活のために原発には賛成だったが婚約者の直子(泉はる)が妊娠したため、原発について疑問を抱くようになる。警備員の同僚の一人もはっきりと原発反対を宣言する。
 一方、明は保守党の町会議員に「原発賛成」の引き締めを計るが、中には反対に回る議員も出て…。
 高橋一家の家族会議の結論は…。
 原発の問題点をわかりやすく解説した映画であり、その分、映画としての「葛藤」の度合いは低い。原発ムラの巻き返しも熾烈になるだろう。
しかし、それは原発がどのような抗弁をしてもこの地球環境にとって有害なものであるということを証明しているわけで、「国民投票の結論」まで描いたのは揺るぎない監督の意思であろう。 
憲法9条をテーマにした「第九条」で12人の怒れる男の手法を使った宮本正樹監督。アフタートークでの熱弁。映画という虚構であってもひとつのカタルシスにはなる。
 おじいちゃん役で藤原啓児さんが出演。本格的な映像出演は初めてとのこと。若いのにおじいちゃんが似合っていた。
 原発の是非については国民投票が必要なのは間違いない。

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