ミュージカル「ファザーファッカー」

 よくわからないまま観に行ったら、これがめちゃめちゃ面白かった。  池袋・東京芸術劇場シアターイーストで行われた演劇系大学共同制作vol.7 ミュージカル「ファザーファッカー」(原作=内田春菊、演出=ペーター・ゲスナー)  内田春菊の「ファザーファッカー」と「ダンシング・マザー」を基にしたミュージカル。  出演者は東京演劇…
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恩師のハガキ

 芝居を観る予定がない。 6月はゲネプロまで見ないと追いつかなかったのに。  帰宅して机周りの整理。一通り終えて夕方、お風呂から上がって今日整理した机の引き出しを一つひとつ開けてみる。一つだけ、きちんと閉じない引き出しがあった。  引き出しの奥に何かが引っかかっている。  手を伸ばしてそれを引っ張り出すと一通のハガキ。  …
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Kさんの炯眼

 幻冬社の見城社長が「日本国紀」を批判した作家の実売部数を暴露し揶揄。やはりこんな人だったのだ。  生涯の恩人、Kさんがある時、担当者に見城氏を紹介される現場を見た。しかい、Kさんは当時、日の出の勢いだった見城氏をまったく相手にせず、けんもほろろ。見城氏がすごすごと引き下がった。まだその頃は見城氏に幻想を抱いていたから、Kさんも大…
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大竹野正典没後10年記念公演「山の声-ある登山者の追想-」

 14時、下北沢GEKI地下リバティでオフィスコットーネプロデュース・大竹野正典没後10年記念公演「山の声-ある登山者の追想-」を観た。 これまでキャスト、演出の異なる「山の声」を何本か観てきて、それぞれ素晴らしい舞台に仕上がっていたが、この「オリジナル版」は別格。観終えて興奮を抑えきれなかった。まるで冷凍保存してあった舞台を瞬間…
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西瓜糖第7回公演「ご馳走」

 続いた下北沢連闘の最後はスズナリで西瓜糖第7回公演「ご馳走」(作=秋之桜子、演出=加納幸和)  声優としてのカリスマ人気を誇る二人、山路和弘と井上和彦が出演していることもあってか、お客さんが列をなし、客入れに時間がかかって開演が押してしまうという、主催にとっては嬉しい悲鳴。  上手に和室、その後方に海岸という段差構造の舞…
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明治座「細雪」

明治座で「細雪」。 言わずと知れた谷崎潤一郎の長編小説を基にした舞台。1936年から1941年まで、日中戦争を背景に、大阪・船場の旧家、木綿問屋・蒔岡商店を舞台に四姉妹、鶴子(浅野ゆう子)・幸子(一路真輝)・雪子(瀬奈じゅん)・妙子(水 夏希)の繰り広げる愛憎の物語。 駒塚さんからご招待いただかなければ観る機会が持てなかった…
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加藤健一事務所「Taking Sides それぞれの旋律」

 14時。下北沢・本多劇場で加藤健一事務所「Taking Sides それぞれの旋律」(作=ロナルド・ハーウッド、訳=小田島恒志・小田島則子、演出=鵜山 仁)    1995年に発表された戯曲で、映画化作品は2002年のベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した。2013年には「テイキング・サイド」の邦題で平幹二朗、筧利夫主演で上演された…
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テロリストは誰

 知り合いのクルマに同乗させてもらったら、それが現金強奪の帰りで、しかも人をひいてしまう。あゝこれで共謀だと思われて残りの人生を檻の中で暮らすことになるのか、夢なら覚めてほしい、と願ったら夢から覚めた。こんなに安心したことはない(笑)  北千住駅で乗り換えるときにコンコースの大型ビジョンでいつも流れている「無関心がテロを呼ぶ」とい…
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劇団扉座 「新浄瑠璃 百鬼丸」

座・高円寺1で劇団扉座 第64回公演「新浄瑠璃 百鬼丸~手塚治虫『どろろ』より~」(原作=手塚治虫、作・演出=横内謙介)  04年、09年に上演された作品の再演だが、観ていなかったので今回初見。    手塚治虫の原作は室町時代が舞台。  醍醐景光なる武士が天下取りの野望のために、48体の魔神像に願をかけ、その代償として、生ま…
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カタンカタン

阿刀田高の短編に「カタンカタン」という作品があって、ある日、テレビや電気掃除機など主人公の身の周りの電気製品が次々と壊れていく。「カタンカタン」という悲し気な音をたてながら。 そして最後に主人公も風船の空気が抜けたように、カタンカタンと萎んでいく。…というふうな話だった。 夕方、帰宅すると冷蔵庫の冷凍室の氷が融けて中が水びたし。…
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刑法の構成要件を変えることは問題の解決にならない

「明らかに暴行脅迫があったのに、裁判所が認めなかったのは、刑法の『暴行脅迫要件』があるからだ。脅されたり、心理的圧迫で人間は抵抗できなくなる。それで『抵抗しなかった』と判定されて犯人は無罪になった。そんな要件を取っ払えば、父親の娘に対する強姦は無罪にならない。だから『暴行脅迫要件』を無くしちまえ」という大雑把な意見がリベラルをはじめ世…
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こまつ座「木の上の軍隊」

12時55分、オリンピック青少年センターでシルビア・グラブの取材。柳橋さやかさんと3人で外のテーブルで。 シルビア・グラブを初めて観たのは03年頃か。その歌唱力にいっぺんでファンになったのだった。 今回はジャンjキーシスタの芝居のための取材。実に魅力的な方。  わずか30分しか時間がなくて残念。  急いで新宿に向かったが、予想通…
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映画「大いなる愛の彼方に」

映画「大いなる愛の彼方に」(1960年、監督=大野徹郎)を観る。  不良少女たちを収容する少年院「恵愛女子学院」を舞台に、世間を信じない少女たちと、管理教育至上主義の教員、新任の教師で少女たちに心を寄せる教師たちを描いた異色の群像劇。  愛に飢えた少女に桑野みゆき。かつては同じ境遇でありながら今は更生して教師として赴任してき…
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春の軍隊

寝しなに小松左京の短編「春の軍隊」を読む。 うららかな春の日、郊外にあるマイホームに帰宅しようと主人公が穏やかな陽光の下、農道を歩いていると、突然、軍隊が行く手を阻む。自衛隊の演習か?と思うが違うらしい。 抗議するも「最前線に紛れ込んだ民間人」としてスパイの嫌疑をかけられる。 そうこうしてるうちに、戦闘が始まる。相手の軍隊…
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俳優座劇場プロデュース「ハーヴェイ」

  14時、俳優座劇場で俳優座劇場プロデュース「ハーヴェイ」(作=メアリー・チェイス、翻訳=常田景子、演出=西川信廣)  1944年にブロードウェイで初演以来4年間のロングラン。1945年にはピュリッツァー賞を受賞。1950年にジェームズ・スチュワート主演で映画化された傑作コメディー。  前回2016年は偶然、映画版を見た後…
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オフィスコットーネ・プロデュース、大竹野正典没後10年記念「埒(らち)もなく汚(けが)れなく」

18時。下北沢・シアター711でオフィスコットーネ・プロデュース、大竹野正典没後10年記念「埒(らち)もなく汚(けが)れなく」(作・演出=瀬戸山美咲)  大阪を中心に活躍した劇作家・演出家の大竹野正典(享年48)が水難事故のため亡くなって10年。  大竹野にほれ込んだプロデューサー・綿貫凛は、これまで「山の声」(2012)、「サ…
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Pカンパニー 第27回公演  木山事務所メモリアルⅡ「一人ミュージカル 壁の中の妖精」

 14時、池袋・東京芸術劇場シアターウエストでPカンパニー 第27回公演  木山事務所メモリアルⅡ「一人ミュージカル 壁の中の妖精」(作・演出=福田善之、作曲・音楽監督=上田 亨、演奏・ピアノ=上田亨、ギター=細井智)  1993年の初演から2010年まで木山事務所の制作で17年間に渡って全国各地で323回の公演を重ねた作品。木山…
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唐組「ジャガーの眼」

 19時、新宿・花園神社で唐組「ジャガーの眼」(作=唐十郎、演出=唐十郎・久保井研)  最近では新宿梁山泊もこの演目を上演したが、唐組で最も上演回数の多い芝居とか。  1985年の状況劇場の初演と同じ場所。34年前の熱気を記憶している。  この時、李麗(礼)仙は出演せず、主役のくるみを田中容子が演じた。彼女は当時、高円寺の…
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大宅壮一「実録・天皇記」

きょうの100円本。大宅壮一「実録・天皇記」。1952年刊。 戦争が終わり民主主義になった時代を反映し、天皇制絶対主義から解放された安堵感からか大宅壮一流の率直で皮肉な天皇観が述べられている。 「万世一系といわれるが、よく考えるとこれはまったくのナンセンスである。この世に生きとし生けるもの、すべて万世一系ならざるを得ない。 …
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劇団鳥獣戯画「歌舞伎ミュージカル 不知火譚 第三章 蜘蛛の子散らすノ陣」

1400、本多劇場では劇団鳥獣戯画「歌舞伎ミュージカル 不知火譚 第三章 蜘蛛の子散らすノ陣」(原作=柳下亭種員・柳下亭種彦他、脚本・演出・振付=知念正文、音楽=雨宮賢明) 1849年から1885年まで36年かけて完成した大長編物語「しらぬい譚」刊行170周年を記念した舞台。  太宰家、菊池家、足利将軍らによって滅ぼさ…
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文学座5月アトリエの会「いずれおとらぬ トトントトン」

 19時、文学座5月アトリエの会「いずれおとらぬ トトントトン」(作=戌井昭人、演出=所奏)が抜群に面白い。  舞台は山奥にある精神病院の一室。  自分をオリンピックのマラソン選手だと思い込んでいる男(椎原克知)、針金で作ったアンテナで異世界と交信している男(石田圭祐)、フォークギターを抱えてオリンピックに向けて音楽家デビューし…
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Blue mountain san「しがさん、無事? are you alright,my-me?」

14時、下北沢、小劇場B1でBlue mountain san「しがさん、無事? are you alright,my-me?」(作・演出=青山真治)  舞台のオーディション会場で交差する人間模様をベケットの不条理劇風に。しかし熱く。元宝塚の大鳥れいが魅力的。ほかにテイ龍進、松本勝、ノモガクジ、安保匠、藤入鹿。12日まで。
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久しぶりの出勤

 帰り、オルガンモールでお茶。16時帰宅。 眼鏡ケースが届かない件、電話すると、住所が違ったようだ。以前の住所のデフォルトになっていた。
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連休最後の日

最後の休みの日。全く意欲、気力が湧かず、1日の半分はベッドの上に寝転がってウダウダ。時々スマホ見て返信したり。この鬱感は明日仕事に行って街に出れば解消するのだろうけどね。
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音楽座ミュージカル「SO-KATSU」

 14時30分。町田・芹ケ谷スタジオで行われた音楽座ミュージカル公演「SO-KATSU」。 音楽座ミュージカル31年の歴史を振り返るシリーズ第2弾。 今回は、「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」の迷路のセットを背景に、「泣かないで」「ラブレター」「メトロに乗って」「リトルプリンス」「グッバイマイダーリン」「SUNDAY」などからの…
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「あい子の東京日記」「生きのこった森の石松」

19時。下北沢ザ・スズナリで劇団燐光群ReMemory企画「あい子の東京日記 中山あい子の小説より」と「生きのこった森の石松」の2本立て。  構成・演出は坂手洋二。「口立て」で作った舞台というが、これが抜群に面白い。 「あい子の東京日記」は、中山マリの母で作家の中山あい子(1923年 ー2000)の作品を引用しながら、マリ…
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劇団俳小第44回本公演「殺し屋ジョー」

 14時、池袋・シアターグリーン BOX in BOX THEATERで劇団俳小第44回本公演「殺し屋ジョー(作=トレイシー・レッツ、翻訳=吉原豊司、演出=シライケイタ)  攻めに転じた俳小の腹のくくり方に思わずたじろぐほどの舞台だった。 昔の貸本マンガかパルプマガジンのタイトルのようだが、当たらずとも遠からず。物語自体はタ…
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トムプロジェクト「黄色い叫び」

 19時、新宿、全労済ホール/スペース・ゼロでトムプロジェクト「黄色い叫び」(作・演出=中津留章仁)  舞台は過疎地の公民館の集会所。台風が近づく中、地元の青年団が定例会議を開こうとしている。過疎化が進み、青年団に参加する若者の人数も減りつつある。  議題は祭りの開催について。  前の年の土砂災害で死者が出たため、当初は祭りを…
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忖度・自主規制/AM放送の終焉

 ある映画に関する真相を聞く。 忖度、自主規制で自縄自縛に陥るリベラルといわれる人たち。 戦前はこうしてつくられていく。 74年以上前の日本人を笑うことはできない。  リベラルの分断。絶望的な気分。 ◆  ラジオのAM放送が消える。  AMを廃止しFM放送に転換できるようにするため、民放連が総務省に制度改正を求める…
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70年代フライヤー

 遅くに帰宅したら吉岩正晴先生から貴重な70年代のフライヤーが届いていた。 劇団新聞、数百点。 伝説としてしか知らない演劇集団日本の劇団新聞も。 凄い。 私が上京したのは1973年。 厚生年金会館大ホールで行われた梶芽衣子ショーに行ったら、チラシを撒いてる人たちがいて、それは蜷川幸雄の「盲導犬」だった。 しかし、…
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