We Need Culture

金曜は競馬の確定があるので、10時に早帰り。昼は生麺のラーメンとカレーをテレコでローテーションにしていたが、さすがに飽きてきたので途中すき家でうな牛860円。

上京した頃、三食自炊していた。
お金がなくなった時に、ワカメの味噌汁とご飯だけで朝昼晩食べていたら、わずか3日目で味噌汁を見ると気持ちが悪くなった。人間、いくらお腹が空いても同じものは毎日食べれないものだと学習した。

帰宅すると飛びついてきて、手洗いするまで待ってるソラ。
この後、お腹見せて思い切りゴロゴロするのだ^_^
糖尿病から来る白内障で右目が見えないから足取りがおぼつかないけど、それでもこうして迎えてくれるいじらしさ。

注文したオキシメーターが届いたのでさっそく検査。血中酸素濃度98と正常。
必ずしもコロナ罹患の目安にはならないというけど、これはこれで安心のお守り。

 映画「千姫」を観る。傑作。

 コロナというのは時限爆弾のようなもの。
今日爆発(発症)していなければ2週間前(目安として)に起爆されなかったという事。
しかし、いつ爆弾のスイッチが押されるかわからない。
今日押されたかもしれないが、結果は2週間後にしかわからない。毎日、「今日は大丈夫だ」と思うしかない。厄介なウィルスだ。
<思い出の半券>

1973年8月24日、上京した年、今はなきアートシアター新宿文化(伊勢丹向かい)で浅川マキさんのコンサートに行った。
チケットは当時、新宿駅ビルの一階にあったチケットセンターで買ったのだったか。
 22時スタートだが15分遅れで始まった。23時30分まで約1時間半。「ちっちゃな時から」「死春記」など耳になじんだ歌を前から2列目、ほとんど目の前で聴いた。
「あまり近くで見ないでよね」とマキさんが前列のお客さんに言って笑わせた。
  90年代に入ってからの大晦日5日間コンサートのチケットのデザインは同じ。ただ、裏にはマキさんがメッセージを書いてくれた。達筆なマキさんの字。
寺山修司さんは「思い出されるより、忘れられない人になりたい」と言ったが、浅川マキさんは永遠に忘れられない一人だ。

浅川マキさんが喫っていたのはロングピースだった。六本木のグランド喫茶「貴奈」で会うときも常に手元にタバコがあった。新宿ピット・インでもメンバーの演奏中に椅子に座ってその演奏を楽しむように笑みを浮かべながら紫煙をくゆらせていた。

浅川マキとタバコと寺山修司の事をどこかに書いたと思ってFBの過去記事やネット検索してもヒットしない。不思議だ。
こんな時、高取さんに聞けば一発で分かるのに。

今朝、ふいに思い出した。
自分の本に書いたではないか。
マキさんから、寺山さんと北里大学病院で会った時の話は何度も聞かされた。

寺山修司の晩年、目の治療のために北里病院に通っていたマキさんは偶然、ロビーで寺山修司に逢う。後に寺山さんはこの病院で肝硬変を告げられる。

 マキがピースに火をつけると『平和に火をつけるんだ。すごいね』と寺山が言う。『この人だってショートホープですよ』とマキは(高取の手元を見て)言う。『短い希望に火をつけるのは、刹那的でいいじゃないか』
寺山は即答した。

これは高取英著「寺山修司 過激なる疾走」からの引用だった。

マキさんのロングピースと高取さんのショートホープの対比。
寺山修司と浅川マキの当意即妙の掛け合い。

ヘビースモーカーだった浅川マキさんと高取英さん。あちらの世界で寺山さんと三人で平和と希望についてどんな話をしているのだろう。

DOMMUNEの生配信で「We Need Culture」4時間半見てしまった。
芝居でも2時間超えるとつらいのに、我ながらよく見た。しかも小さなiPhoneで。よほど中身に吸引力がないと出来ない。

渡辺えり、小泉今日子、土田英生司会。演劇、映画、音楽のジャンルを超えた共闘。

こんなに「言葉」に力と情熱が宿るトーク番組を見るのは初めてだ。初期の朝まで生テレビはそうだった。

ついつい最後まで集中して見たではないか。言葉を弄び軽視する国会と大違い。久しぶりに人間の「言葉」と「対話」を聞いたような気がする。出演した関係者お疲れさまでした。

「文化は多様性があってこそ文化であり100人のうち99人が不快に感じる文化でもそれを排除してはいけない」という意味の試聴者の意見にキョンキョンらから拍手が起こった。さすがだ。
わかぎゑふ、太田あきら、井上淳一、小林三四郎ほか顔なじみも。フォーリーズの土屋さんは回線不調でメッセージのみ。井浦新熱い。

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