草笛のころ

きょうの一冊は村野守美(1941-2011)の「草笛のころ」。

 70年代に週刊漫画アクションに連載していたのを心待ちにしていた。不定期掲載だったか。

 小学生のオサムと中学生のタエの二人を通して思春期の揺れ動く少年少女の心を描いた詩情豊かな作品。読むたびに郷愁に誘われた。

 手塚治虫に師事しアニメも手掛けた村野守美。4歳の時に満州から引き揚げる途中で脊髄を損傷し生涯車椅子生活だった。ワンパクなオサムは作者の願望だったのだろう。

 初潮を迎えるタエのとまどいと不安を知らずにいつものようにまとわりつくオサム。やがて幼いオサムも大人の入り口に立つのだ。

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