アイラス・アラキ・オルコック

1983年5月4日、地球に一つの彗星が最接近した。発見者の名前を取って「アイラス・アラキ・オルコック」と名づけられた。彗星は9日に猛スピードで地球を去った。

4日は寺山修司が亡くなった日。9日は葬儀の日だ。
この符合に気づいたのは世界中でおそらく私だけだろう。
寺山さんは「コメット・イケヤ」というラジオドラマを書き、イタリア賞を受賞した。演出は佐々木昭一郎。賞金でレコードを作った佐々木さんが寺山さんに渡すと、「ボクは死ぬ前にこのレコードが聴きたい」と寺山さんは言った。
イケヤ彗星の発見者、池谷さんと盲目の少女。空に彗星が現れると地上では一人のサラリーマンが蒸発する。不思議な因果律。
今でも色あせないラジオドラマの名作。

彗星と寺山修司。

5月9日、もう一つの彗星が発見された。「スガノ・サエグサ・フジカワ彗星」。これまた不思議な符合。

「アイラス・アラキ・オルコック彗星」が次に地球を訪れるのは2951年。最接近から968年後。
寺山修司は映画「さらば箱舟」で「100年経ったらその意味わかる」「100年経ったら帰っておいで」と叫ばせた。

彗星と共に去った寺山修司。もしやその彗星の周期は100年か、と思ったが、「アイラス」は968年。ならば「スガノ」はもしかして…と想像をたくましくする。調べても分からないが、そう思っておこう。

◆夕食前に映画「地下室のメロディー」(1963)を見る。ジャン・ギャバンとアラン・ドロンのフィルムノワール。何度も見ているのにハラハラドキドキ。結局、この映画も女好きのアラン・ドロンがその性癖のためにすべての計画を台無しにするわけだ。ウーム。

引き込まれて観てしまった。四十四隻石獅子 CeaseSusurrating
25分の短篇。4つの物語。圧倒的な映像の吸引力。死と生。監督は台湾のYe Mimi(イエ・ミミ)。凄い。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント