墓の風習

田舎でも昔からの風習はどんどん消えていく。

古い墓石のそばにはよく草刈り鎌が三本組み合わされたものが立てられていた。

それは、人が亡くなり納骨されると、その家の親類縁者は七日間、夜になると墓に行き、墓の周りの空間を鎌で祓うのが風習だった。新しい霊に邪悪なものが寄らないように鎌で追い払うという風習だ。

中学の頃、親戚が亡くなった時に夜になると車座で酒を酌み交わしていた男たちが「どれ、行って来るか」と立ち上がり、新しい鎌を持って墓に行って邪気払いをやって帰ってきたのを覚えている。

今はもうそんな風習はなくなったようだ。墓のそばに鎌が立てかけてあるのはいずれも古い朽ちた鎌ばかり。

こんな風習は全国にあるのだろうけど。

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