梁塵日記

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zoom RSS 「シスター」 劇団1980「落語芝居」

<<   作成日時 : 2017/05/09 11:56   >>

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 14時、渋谷「シブゲキ!!」でリーディングドラマ『シスター』(作・演出=鈴木勝秀、共同演出=石橋祐)。

 3歳で死んだ姉。厭世観から死を選ぼうとする弟。この世では出会わなかった姉弟が、生と死の狭間で会話を交わす。
 二人の間に横たわる絶望と希望。弟は姉の言葉にどう応えるのか…。
 PARCO劇場定番の「ラブレターズ」の変奏ともいうべき「姉弟」の静かな愛憎。
 今年3月にサンケイホールブリーゼで上演し、大反響を呼んだ作品の東京公演。

 キャストは日替わり。
観た回は、朝海ひかると小西遼生。
 針が落ちても聴こえるような水を打ったように静かな客席。こんな静謐な客席は体験したことがない。吐息さえ周りに聞こえそう。
 その中で静かに響く朝海ひかると小西遼生の声。
 さざ波のように客席に押し寄せる言葉。
 スズカツらしく緻密な演出。音楽が効果的に言葉を彩る。
 抑揚を抑えた朝海の朗読はクライマックスへの布石。
 飲み込む唾の音さえ聞こえるようで、これほどの静寂をキープした舞台のなんとスリリングなこと。
 1時間30分の愉楽。
 GWで鬱々としていた自分の気分と「弟」の厭世気分がシンクロ、逆に元気をもらった。
 後藤まどかさんに挨拶して会場を後に。
 キャストは、貴城けい、朝海ひかる、彩輝なお、檀れい、小西遼生、馬場良馬、梶裕貴、葛山信吾の日替わり組み合わせ。

 アツコバルーで開催中の篠山紀信「LOVE DOLL」写真展へ。若い女性客が多い。

 19時、下高井戸HTSスタジオで劇団1980「落語芝居 質屋蔵」(脚本・演出=大谷美智浩)。

 12年前に始めた企画で16本の作品が上演されたとか。

 今回は「かぜうどん」「煮売屋」「火焔太鼓」「質屋蔵」の4本。
 上方の古典落語「かぜうどん」は安政2年の小咄「小声」が元ネタ。
「煮売屋」は旅道中の女ふたり連れ(山田ひとみ・えびねひさよ)が「煮売屋」で婆相手に品書きにあれこれ注文をつける噺。
「火焔太鼓」は五代目志ん生の持ちネタで有名。古道具屋の主人甚兵衛(翁長諭)が安価で手に入れた「火焔太鼓」が殿様のお気に召して高く売れるという噺。女房役は上野裕子。
 3本は10分〜20分のショートショート風。
 休憩後の「質屋蔵」は原典に即した演じ手の主人(木之村達也)や熊五郎(神原弘之)の長い講釈があり40分ほどの中編。質屋の蔵の中でうごめいているという魑魅魍魎退治に呼ばれた熊五郎。なんと質の精に菅原道真が現れ…。
 しかし、4本とも落語の下げ(落ち)が今の若者にわかるかどうか。質流れや道真の配所・左遷が分からなければ最後の落ちがストンとこないだろうし。
 まあ、わからなくても雰囲気で笑えることは笑える。
 木之村の語り口が落語らしくていい。神原も口跡鮮やか。相当修練しなければ、この味は出せない。木之村は落語家でも行けそう。休憩20分の2時間。
 終演後、観に来ていたフォーリーズの土屋さんとあれこれおしゃべりしながら乗り換え駅まで。
http://www.amazon.co.jp/%E5%AF%BA%E5%B1%B1%E4%BF%AE%E5%8F%B8%E3%81%AB%E6%84%9B%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%A5%B3%E5%84%AA-%E6%BC%94%E5%8A%87%E5%AE%9F%E9%A8%93%E5%AE%A4%E2%97%8E%E5%A4%A9%E4%BA%95%E6%A3%A7%E6%95%B7%E3%81%AE%E5%90%8D%E8%8F%AF%E3%83%BB%E6%96%B0%E9%AB%98%E3%81%91%E3%81%84%E5%AD%90%E4%BC%9D-%E5%B1%B1%E7%94%B0-%E5%8B%9D%E4%BB%81/dp/4309272169/ref=gfix-ews-form

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