梁塵日記

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zoom RSS 燐光群「くじらの墓標」

<<   作成日時 : 2017/03/22 14:18   >>

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 14時、吉祥寺シアターで燐光群「くじらの墓標」。93年の初演作の再演。時空や夢幻を超えて人間の深淵に迫っていく坂手式複式夢幻能とでもいう舞台のはしり?

 東京湾に近い、廃業したかつての漁業倉庫。そこに住む青年イッカク(HiRO)は捕鯨を生業とする一族の子孫で、交通事故の後遺症を抱えリハビリの最中。上司シュウゾウ(鴨川てんし)の姪・チサ(宗像祥子)と結婚の約束を交わしている。
 彼の婚約を知り、訪れた叔母タツエ(中山マリ)。さらに、海難事故で死んだはずの5人の兄たち(川中健二郎、杉山英之、猪熊恒和、武山尚史、山村秀勝)が現れる。
 
 彼らは昔、不漁続きのため、掟を破って母子のクジラを殺してしまい、その償いとして一家の末っ子であるイッカクを殺さなければならなかったのだが、それを避けるために、兄弟たちが全滅したことにして20年間隠れて生きてきたのだ。
 しかし、長男のナガスだけは行方知れずのまま。
 ある晩、シュウゾウがイルカの研究者タカノ(樋尾麻衣子)とチサの妹のシゲコ(田中結佳)を連れてくる。
 ふるまわれる鯨料理。
 しかし、チサの妊娠をめぐって紛糾。子供の父親はシュウゾウだと信じる妻のクニコ(都築香弥子)はシュウゾウに離婚届を突きつける。錯綜することば。いったい何が本当なのか。
 やがて、異変が倉庫を包み、5人が手にしたロープの先にヤミクジラとなったナガス(大西孝洋)が現れる。兄弟たちはほんとうに存在したのか。すべては幻想なのか…。
 幻想と現実が交錯するダイナミックな悲劇。現実と幻想のあわいを往還する「複式夢幻能」の端緒となった作品か。
 大詰めはメルヴィルの「白鯨」を想起させる心理スペクタクルが見もの。大西の存在感が圧倒的。燐光群初期のロマンチシズムとリアリズムのせめぎ合いが舞台に炸裂する。チサの宗像がヒロインを好演。31日まで上演。

 朝から肩凝りがひどかったので、「あしからだ」吉祥寺店でマッサージ。60分3240円。これが絶妙。佐藤茂紀さんから「これから吉祥寺」の電話。行き違いだ。

 19時帰宅。
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